ひきこもりは、暴力的で偽善的なサヨクがきらい


■暴力的で偽善的

僕は長らくひきこもり支援をしていて、そのコア対象者はそろそろ40才を迎えようとしている。

いわゆる団塊ジュニアとひきこもりコア層は重なり、そして、あの「2ちゃんねる」のコアユーザーもここと重なると思う。

また、2ちゃんねるユーザーと「ネトウヨ」の両者も親和性があり、これらはウヨクというよりは、アンチ・サヨクの面が強い印象がある。

2ちゃんねらーやネトウヨは、たとえひきこもりだったりニートだったりしても、意外にマナーを守り常識的で紳士的だったりする。
ネットでの過激な発言がウソのように、現実の彼ら彼女らはジェントリーだ。

だが、「サヨク」を嫌っている。
それはどうしてなんだろうと僕はここ20年ずっと考えてきたが、最近なんとなくその理由がわかった気もする。

それは、サヨクが「暴力的」で「偽善的」だから、彼ら彼女らは嫌いなようなのだ。

2ちゃんねらーやネトウヨは、決して右翼ではない。常識的なナショナリスト、あるいはフツーの日本人の枠内に収まる範囲での愛国主義者たちだ。

決して超天皇好きでもないし、決して過激なアンチ・東アジアでもない。多少、本物の右翼論調に煽られている面はあるものの、話し込んでいくと、案外フツーの日本国籍な人々だ。

■アンチ・アベ

だが、対「暴力」になった時、2ちゃんねらーあるいはネトウヨ、あるいはひきこもりの団塊ジュニアたちは敏感に反応する。

そして、そうした暴力を行なう人々、あるいは暴力的言語を使用する人々は、サヨク的ムーブメントに属している人々が多い。

サヨクは、自らの思想(反原発等)を押し付ける結果、それ以外の人々に凶暴になる。

また、時の権力(日本であれば自民党)にすべての責任を押し付ける。
その大雑把さ、単純さに、2ちゃんねらーあるいはひきこもりは我慢できないようだ。

その裏には「偽善性」としいう要素も重なるようだ。
サヨクのなかには弁護士や大学教授的高収入者も多く含まれる。そうした、プライベートでは高収入を得てそれなりの地位についている人々が、単に「アンチ・アベ」のスローガンでつながる。

その、アンチ・アベでさらに収入を増やし名声を得るという構造が我慢ならないようだ。

また、自らの高収入を意図的に隠しながら、「貧困」を語る。自分は日々キャビアや高級ワインを口にしているくせに、日々インスタントラーメンでしのぐ人々と同じ目線で語る。

その偽善性に、2ちゃんねらーあるいはひきこもりは怒る。

■純粋さとまっとうさ

それは僕もよくわかる。

告白すると、僕の中にもそうした偽善性はあるかもしれない。暴力性は消去しようと日々努力しているが、それも残っているかもしれない。

そうした「汚さ」を、40才前後のひきこもり は突いてくる。そのまっとうさ、その純粋さを僕は結構尊敬している。(^o^)