最強のアップルシステム〜僕のfoolishな仕事環境〜


■年末モードはアップルマニアで

今年もまだ2週間は残っているものの、淡路プラッツ20周年記念3回連続シンポジウムも無事全回満員で終えることができたし、来年度を見据えた正社員合宿も12月初頭に何とかこなしたし、斎藤環さんシンポジウム出演をはじめとするいくつかの講演仕事もほとんど終わったし(あとは12/19茨木プラッツのシンポジウムだけhttp://awajiplatz.web.fc2.com/seminar.sinpo.html)、僕の頭はほとんど年末モードに突入している。

そんなわけで、年末モードの頭のまま、明日は盟友・さいろ社松本君の案内で六甲山の麓を散策するのであるが、今回のブログは、より脱力的に、アップルマニアになってはや15年、今年になってようやく僕の理想としていたモバイル仕事環境が整ってきたので、それを簡単に報告してみよう!!

テザリング中のiPhone5とiPadミニ。Bluetoothでつないでます。

■iPhone5とiPadミニは軽い!!

まずはiPhone5とiPadミニの組み合わせだ。長い文章の入力がない限り、だいたいはこのセットで日常仕事のほとんどをこなすことができる。重量は2つあわせても400グラムを少し超える程度。
iPhone5は、Facebook等で僕もさんざ書いている通り、「テザリング」機能(要するにインターネットするためのアンテナ)がついており、いつでもどこでもネットができる。
ネットができるということは、メールを読み書きしたりFacebookで仕事の打ち合わせをしたりするのがいつでもどこでもできるようになったということだ。

外でのネットなんて、もう誰でもやっていることはあるが、携帯無線LANルーターやノートパソコンやデジカメ等、これまでは必須と呼ばれていたそれらモバイルセットがすべて不要になった。それらはトータルで2キロ近くになったこともあったから、このiPhone5とiPadミニ5の400グラムセットは、本当にありがたい。
僕はこんなちっちゃなカバンにその2つを入れて先週はあちこち(行政の3時間半会議や斎藤環さんシンポなど出かける先はいろいろ)出歩いたが、このセットで一向に不便ではなかった。

ちっちゃいよ〜!!

■「子どもたちにプレゼントしろ!!」を実践

テザリングにもWi-FiとBluetoothとUSB接続の三種類があるが、はじめ僕はWi-Fiばかり使っていたところ、iPhone5の電池の減りが早くて「イマイチかもなあ」と危惧していたが、ネット情報でBluetoothにすると電池は安心と書いていたから試してみたところ、これはマジで最強だった。

動画を見るのであればWi-Fiが便利だが、外では文書閲覧のみだから、速度の遅いBluetoothで十分なのだ。ソフトバンクiPhone5(12/15よりテザリング開始)でこれからテザリってみようという方、是非ともBluetoothでお試しあれ。

iPadミニは、予想以上にすぐれたやつだった。何回も繰り返すが、とにかく軽い!! レティーナディスプレイでないことなど、この軽さに馴染んでしまうとまったく気にならない。
僕はiPadを初代と3代目(レティーナディスプレイ)を即日購入してきたが、あれらは微妙に重くてほとんど外に持ち出すことはなかった。

結局、初代は「となりカフェ」へ、3代目はプラッツ若手スタッフHIのもとへと旅立っていった。亡きスティーブ・ジョブズは、「アップルの新製品は毎年買え、そして古いものは子どもたちにプレゼントしろ」と語っていたが、アップルフリークの僕はそのまま実践している。まあHIには格安で売却してしまったのだが(お酒をやめたら僕、セコくなった……)。

■最強のアップル「総合システム」

リマインダーも渋いっすね。背景はハワイのワイキキ〜

軽くなったことについてどうも熱く語りすぎた。
僕は実は、病気で倒れる前の2年間ほどは、携帯は「エクスペリア」に浮気しており、同機種を2つも買い換えていた。
でもなんとなく(なんとなくとしか表現できない使いにくさがアンドロイドにはあった)アップルに回帰してしまい、iPhone4sを使い始めたのが1年半くらい前、2年ぶりのアップルのソフト群(というかアップルを中心としたコンピュータ/ネット総合システム)は異常なほど進歩していた。

その一端を、僕のiPhone5トップ画面に紹介している。この中では、Evernote・Facebook・Twitter・グーグルマップ(12月になって無事復帰)・youtubeがアップルのソフトではない。
が、以前に比べればこれら他社製品がスムースにアップルソフトと同期しており(フリークであれば御存知の通り、以前はひどかった)、たとえば写真をとってメモを取ってそれをレポート化しスタッフに配る、という行為が、iPhone5とiPadミニセットのみで、するするっとできてしまう。

写真はiPhone5で取る。レンズは案外すぐれもの。次に、フォトストリーム(アップル)という機能で、僕のアップル製品すべてがその写真を共有する。当然iPadミニにも数分後共有される。
Evernoteを開き、新しく書類を作り始める。自動共有されている写真をEvernoteに貼り付け、追加テキストを入力し、一本レポートあるいは企画書が完成。その書類を、おなじみドロップボックス(上写真にはない。次ページトップにある)に放り込むと、全スタッフが共有することができる。プリントしたければ、最新キャノンプリンターの近くに立つだけで(ソフトの入力なしに)書類が無線印刷できる!!

iPhone5トップ画面に「imovie〜youtube」とある一連のソフトは、動画投稿用だ。当ブログにも時々動画インタビューを掲載しているが、あれはこのiPhone5のみで作成したものだ。
iPhone5のカメラで撮影し、それをimovieで簡単編集し、youtubeにあげる。そのyoutubeにあげた動画を、ブログ執筆時にリンクする。そうすると、動画インタビュー・ブログ記事のできがりだ。

■Stay foolish!!

しまった、楽しくなって、脈絡なく紹介してしまった……。これがアップルフリークの痛いところ。まあ、年末モードだと思って勘弁してくださいね。
もう実践している人には「何をいまさら」の記述だったかもしれないが、これからの人には少しも参考になれば幸いです。Stay hungry,Stay foolish!


古〜いMacBook Pro15インチ(当時は30万近くした)とiPadミニちゃん。iPadミニのほうが実は早くて軽くてすぐれもの。でも、Proも捨てがたいから子どもたちにプレゼントできない〜。