2014年7月21日月曜日

ウテナの「他者」は人を救う



ウテナ最終話より。すべてはこのシーンがネタ元?
http://youtu.be/ErL8yEJRHPw←ここからYouTubeへ(ウテナ最終回のパート3があり、このシーンは5分くらいで現れます)

* * *

昨日YouTube動画を貼り付けようとしたけど、iPadからはうまくいかなかったので、今日は画像とURLにした。

京都精華大学の「こころと思想」講義でも時々触れているけど、90年代後半に放映されたアニメ「少女革命ウテナ」の最終回の上シーンこそ、絶対的に孤独な主体が他者と出会う決定的瞬間を、すべてメタファーで描いた傑作アニメ+シーンだった。


エヴァンゲリオン新作「破」ラストも、このシーンをパクったと思う。

ウテナはエヴァ新作と違って、すべてメタファーというのが傑作の所以で、この世界観に抵抗がある人も見ることができるだろう。

明日、精華大学でラスト講義があるから、これとエヴァのDVD持って行って、学生さんに見せてやろうっと。✨







2014年7月20日日曜日

にじいろ(綾香)の自由さ




声もいい



ブログらしいブログは完全にYahooニュースhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakatoshihide/のほうに譲ることにし、こっちはYouTube動画を中心に、気楽なネタをiPad Airで短く綴ることにした。

今も横になってiPadに書き込んでいる。
だいたい、blogoshttp://blogos.com/blogger/tanakatosihide/article/ なんかにも転載されるようになり、すべての記事に気合いを入れ過ぎてしまったと反省。

このGoogleブログのほうは、短く、そしてYouTube動画とともに楽しみたい。

* * *


絢香のこの曲、連ドラを再び見るようになってから毎日頭をぐるぐるリフレイン。
タイトルも最高だ。

僕の初めての子どもの名前も「にじ」がついている。
マンデラの理想、(性も含めた)多様性、自由、すべての人に対して、レインボウは光を与えるらしい。

絢香も元気っぽい。✳️

2014年5月5日月曜日

「夢」と「笑顔」ではものたりない〜タダでインパクトあるホームページを〜


■このブログも大切

この忙しい時期とはいえブログは重用な広報活動なので書かなければいけないのだけど、やはりアクセス数が1ケタ違う「Yahoo!ニュース個人」のほうを優先してしまい(Yahoo!は5000でこのGoogleは500)、当ブログの更新は後回しになってしまった。

が、2010年夏の脳出血後僕を支えてくれたのはこのGoogleブログだから、かなりの愛着がある。これを読んでいただいているみなさんもたぶんface to faceで知っている人ばかりだろうから、2週間に1度更新とはいえ、今回もマニアックに迫ってみよう。

マニアックに迫ると、それはBLOGOSには転載されないということなのだけど、それでもいい。
今回は、昨日リニューアルしたドーナツトークのホームページを例に、「タダでインパクトあるホームページづくり」について考えてみよう。

■新しいHP

まずは新しいドーナツトークHPをリンクしてみる(http://officedonutstalk.jimdo.com)。
そして下に、スクリーンショットを貼りつけてみる。
スクリーンショットなのでクリアな画面は上URLをクリックください。

ここでのポイントは、①シンプルなトップページ、②シンプルなロゴ、③シンボルカラーの統一、④具体的ミッションの明記、⑤無料で作成、などだろう。
具体的にさらっと説明する。

■シンプルなトップページ

僕の理想のHPは、アップルとGoogleである。
アップルはこれ(https://www.apple.com/jp/)で、Googleはリンクすら不要だろう。アップルのトップページのスクリーンショットを貼りつけてみる。
新製品がないため、「物語」でアピールする最近のアップル

ティム・クックにCE0が代わってから少し迷走していたものの、環境や「物型」に焦点づけした最近のアップルのHPは、僕は苦手だが、広報戦略としては一貫していて実にアップルらしい。

コンテンツ内容はさておき、ここでポイントなのは、HPを開けて出てくる画面で、このスクリーンショット以外に余計なものはない。iPhone等の新製品が下にぶら下がっているが、それ以上並んでおらず、13inch画面があればすべて表示できるシンプルさだ。
Googleのほうはもっとシンプルである。

HPのトップページはシンプルであればあるほどよい、と僕は思う。そこに、経営理念が反映された画像とレイアウトが重なればもっとよい(アップルは革新性、Googleは使いやすさ等)。

■シンプルなロゴ

ドーナツトークのロゴは、ドーナツが3つ(右端ドーナツが欠けている)並んだものだ。本当はドーナツの下に文字があるのだが、今回のホームページでは省いた。
できれば法人名の「office」も、法人が続くようであれば削除したいところだが、本音は文字そのものをなくしマークだけにしたい。

ドーナツトーク・マークの説明はいろいろな意味があるためここでは省こう。ポイントは、このマークが出てきたら、「あ、ドーナツトークさんだ」と誰にもわかってもらえることだ。

■シンボルカラー

僕は実は色弱なので色にはまったく弱いのだが、広報戦略的には色は最重要らしい。
ドーナツトークも、上のスクリーンショットにあるドーナツ色でシンボルカラーを統一するようにしている。

ホームページのレイアウトも、このシンボルカラーに近い背景色をもったものを選んだ。このことで、このての色が出てきた時、「あ、ドーナツトークさんだ」と気づいてもらえるようにしている。

■「夢」と「笑顔」ではものたりない〜具体的ミッション

僕はドーナツトーク立ち上げまで知らなかったのだが、ソーシャルセクターのミッションは変えていいものらしい。
これは、内閣府のお金でドイツに短期研修に行ったドーナツトークの辻田が熱く語っていたことで、最初は「またまた〜」とあまり信じなかったのだが、実はこれは最重要であった。

時代状況や団体の対象・問題意識が変化すれば、ビジョン(どんな社会を目指すか)とミッション(そのために団体はどんな具体的なことをするか)は変えていいのだ。というか、変えるべきなのだ。

僕も反省し、2013年末に「戦略会議」を持った際、新しいミッションをつくりあげた。それがドーナツトーク・トップページにも輝く以下の文言だ。

■子ども若者と「サードプレイス」をつなぐ
10代後半の子ども若者が自由に生き方を選択できない現状を、家庭・学校/職場以外の『サードプレイス』をつくることによって解決する

ここでのポイントはやはり「サードプレイス」だろう。家庭でも職場でもない、サードプレイスをつくることで子ども・若者の困難な状況を変えたいとするこのミッションは、今までの活動と抽象的なミッションを踏まえたうえで現れた具体的ミッションだ。

ポイントは、「夢」「笑顔」「社会参加」等の抽象的言葉に逃げないことだ。
ソーシャルな活動を始めたばかりの頃はこうした理念的言語で彩られるのは仕方がない(むしろ必要)が、僕のように、10年以上ソーシャルセクターを経営した者は、現在の社会状況を踏まえたうえでより「具体的」文言が出ることが望ましい。
ドーナツトークの場合、それが「サードプレイス」だった。

■タダでもオリジナルなものに

そりゃ、お金があれば専門デザイナー会社に頼むけど、実はHPのデザイン料は15万円は予算をみなければいけない分野だ。低価格のデザインもあるにはあるが、それはあまりに「無難な」ものになってしまう。

が、15万払って画期的なHPがデザインされるかといえばそうでもなく、普通のデザイン会社はやはり普通のデザインしかできない。
つまり、普通の人物写真が並び(団体によってはそれがスタッフだったりする……)普通のロゴが配置され普通のメニューが並べられている、そのHPだけ見るとかっこいいものの、同じようなものが並ぶと当然埋没してしまう、普通のデザインHPができあがってしまう。

また、イラストや写真や字体等も、その時代にあったたものが用意されてそれなりに美しいのではあるが、これまた他に埋没する。

15万払ってもなぜ他と同じになってしまうのか。
それは簡単、つまりは団体のオリジナルなミッションとオリジナルなロゴとオリジナルなシンボルカラーがないからだ。

これら、根幹的な部分でのオリジナリティーさえ団体内で確立していれば、具体的HPのデザインは既製のものを使っても、それなりのものにはなると僕は思っている。
そりゃ、オリジナリティー+15万円あれば、もっとよいものは生まれるかもしれないものの、実は、世のデザイナーたちは個性があったりなさすぎたりして付き合うのが難しかったりする。

たぶん、HP作成に100万円積めば次のステージが待っているのだろうが、いまのところその余裕はない。であれば、無料で冴えないデザインではあるが、ミッションとロゴのみで勝負できる形式を選んでいる次第だ。★







2014年4月21日月曜日

2014年度のドーナツトーク〜aimaカフェ、となりカフェ3年目、そして無料の16才以上のサードプレイス「tameruカフェ」(住吉区)


みなさん、2014年度は無事迎えることができましたか? 僕は、この3月はなぜかたいへんでした。
なにがたいへんだったか、4月9日の今日になってみるとすっかり忘れてしまったのですが、とにかく、3月中はず〜っとたいへんでした。おそらく独立年というのはこんなものなんでしょうね。

でも4月になってみると、だいぶ落ち着いてきたので、今年度のドーナツトークと僕自身のことをさらっとお知らせしたいと思います。
まずは委託事業から。

■aimaカフェ・プロジェクト

これは、大阪府の「中間的就労の場づくり支援事業」で、ドーナツトークも受託させていただきました。
大阪府のホームページはここにありますので(★同事業に関する大阪府のホームページ)、ネットを粘り強く潜っていくと仕様書等も全部ありますから、ご参照ください。

ドーナツトークのホームページ(aimaカフェプロジェクト-大阪府委託事業-中間的就労の場づくり事業/)にも、コンセプト等を簡単に紹介しています。

これは一言でいうと、「街の中に『となりカフェ』をつくる」というもので、本物のカフェスタッフとして中間的就労を体験し、希望者には就労支援をさせていいただきます。

大阪府のノルマは20名ですが、現実にアルバイト面接を落ち続けてモチベーションダウンしているハイティーンは多数おられますので、彼女彼らに対して「現実に役に立つ就労支援(つまりはキャリア講座や超限定的な就労体験だけではない)」を行なっていきたいと考えています。

このことと、たとえば「レイブル支援」はどう違うのか、なども当欄で考察していきたいとも構想しています。事業の進行は、HP中心に追って報告します。

■高校中退・不登校フォローアップ事業(「となりカフェ」)

今年もNPOみらいずさんと協同で行ないます。同じく大阪府の委託事業となります。昨年度より若干予算は減ったものの(「高校中退・不登校フォローアップ事業」)、今回は随意契約(継続)だったたため、基本的には大きな変化はありません。

当事業も今年度で3年目となります。ある意味節目の年ですので、こうした「サードプレイス」支援のあり方について、ひとつのモデルになっていければ、と思います。
同事業のFacebookページはここです(高校生居場所カフェプロジェクト)

昨年はテレビドキュメンタリーでも1時間にわたって取り上げられ(ドキュメンタリー映像'14http://www.mbs.jp/eizou/backno/140216.shtml)、当事業は、僕の想像以上に社会的注目を浴びていると思っています。

まあ、現場はそれほど肩肘張らず、生徒さんのペースに身を任せつつ、彼女ら彼らの「となり」であり続けていければ、とも僕はのんびり構えています。

住吉区・子ども・若者育成支援事業では、「16才以上の無料のサードプレイス(tameruカフェ)」を

住吉区の同事業も2年目となり、今年はいよいよ「16才以上の無料のサードプレイス」を開設することができます(http://officedonutstalk.jimdo.com/住吉区-子ども若者育成支援事業-大阪市住吉区委託事業/)。

若者支援者の方ならご存知のように、中学生までの居場所/サードプレイスは、各地域に設置されるのが当たり前となっていますが、16才以上の居場所/サードプレイスは全国的に見てもまだまだ少数だと思います。

もちろん有料のNPOは数は少ないながらもがんばっているのですが、万単位の月謝が必要となり、格差社会化した日本(非正規雇用4割)では、その月謝が払えるご家庭が少なくなってきているのも事実でしょう。

僕は以前から、16才以上が通える無料のサードプレイスが日本には絶対必要で、プラスそうした存在を積極的に広報していくことも必要だと思っていました。
そのためにはやはり資金が必要になり、やはり行政の委託事業に乗ることがポイントとなります。

大阪市住吉区が、区単位としては珍しい独自予算を組み立ててくれたことは、僕にとって朗報でした。昨年は啓発やネットワークづくりがメインだったのですが、昨年を踏まえて、いよいよ今年度は無料の支援施設を現実化します。同じくNPOみらいずとの協働事業です。

■大学の非常勤講師とスーパーバイズ

その他、僕の個人的仕事としては、昨年同様、京都精華大学で非常勤講師(「こころと思想」)を行なうほか(今日4/9が第1回授業です!!)、NPO法人ブレーンヒューマニティー(サテライト事業)や枚方市・子ども青少年課でスーパーバイズを行なう予定です(枚方でも無料のサードプレイスを開設予定)。

では、弱小法人ではありながらも、微妙に全力疾走する一般社団法人officeドーナツトークを、今年度もよろしくお願いします!!★










2014年3月14日金曜日

「リアル・サードプレイス」では「沈黙」できる


■リアルとネット

3月も半分が過ぎ、どのソーシャルセクターも来年度事業に向けて走り始めていることだろう。ドーナツトークも同様で、今月末にはその全容をご報告できると思う。

本文とはまったく関係ないが、ピンクフロイドの名盤。
あなたがここにいてほしい


そんなこともあってこの頃はどうもブログの更新も遅れがちなのだが、そういえばこの前、Twitterで「Facebookは公共空間のサードプレイス」、「LINEは親密空間のサードプレイス」と書き込んだことを思い出したので、それをさらっと解説しておこう。

その前に、「サードプレイス」には、どうやら「リアル・サードプレイス」と「ネット・サードプレイス」があることを再確認しておこう(ネットには「サードプレイスとしての癒し」はあるかhttp://toroo4ever.blogspot.jp/2014/02/facebook.html)。

特別な「個対個」のコミュニケーションではなく、そうしたコミュニケーションが成り立つための「前提条件としての空間・時間」がまずは保証されている。
そうした「前提条件としての時空」のことをサードプレイスと僕は呼ぼうと思っている(上ブログに「時間」をくっつけてより明確化してみた)。

そうした「コミュニケーション前提条件としての時空」は、リアル空間だけにとどまる必要はなく、ネット内においてもそれはある。言い換えると、コミュニケーションがあるところには、こうしたサードプレイス存在可能性が保証されている。

■ネットは「コミュニケーション前提条件」を理解しやすい

実は、ネット・サードプレイスのほうが、このような「コミュニケーション前提条件とした時空」という意味をつかみやすいと僕は思う。

リアル空間においては、「コミュニケーション前提条件」と「実際のコミュニケーション」が同時進行するため、圧倒的な後者の影響によってどうしても前者の影が薄くなる。
リアル・コミュニケーションの迫力が、その前提条件を覆い隠してしまうのだ。

それに対してネット・コミュニケーションでは、パソコンやスマートフォンといった機器を用いて行なうため、そうした機器の性能や好不調を意識せざるをえない。
機器が正常に動いて(コミュニケーション前提条件が正確に発動して)初めて、またFacebookといったソフトの機能を把握して初めて、その後のコミュニケーションが成立するという二段階を、ネット・コミュニケーションでは意識せざるをえない。

だから、「サードプレイスはコミュニケーション前提条件としての時空」と言われた時、ネット・サードプレイスのほうがその意味を正確に把握しやすい。

ネット・ファーストプレイス(家族)やネット・セカンドプレイス(職場)にもこの二段階(前提条件と実際のコミュニケーション)はあるものの、両者を区別する必要性は薄い。
サードプレイスのみ、実際のコミュニケーションよりその「前提条件」が強調されているため、このような区別を感覚として受け入れやすいネットのほうが便利となる。

■安心できるから自由がある

おもしろいのは、Facebookは同じサードプレイスでもどちらかというと「公共性」が強調され、たとえばLINEのようなグループ参加メンバーが少数のツールはその「親密性」が強調されることだ(僕はLINEをやっていないので的外れならばすみません。たとえLINEが親密性が低くても、そのような親密性が強調されるネット・サードプレイスが増えていくと思う)。

現在ネットニュースなどでFacebookの衰退が報道されることが多くなったが、僕はFacebookの利用者数は減ることはあるにせよ激減せず、一定利用者数はこれからも維持されていくと思う。
それだけ、「公共的な自分」が保証されるネット内のサードプレイスはニーズがあるということだ。

同時に、「親密空間としてのネット・サードプレイス」もこれからは益々拡大していくだろう。
実際に少数の顔が見えるメンバーが集うこうしたネット・サードプレイスにおいて、個々の関係のあり方よりもそうした「親密空間が前提条件として保証されている時空」はニーズがあると思うからだ。

誰もが、安心できる人たちが集う時空において、個々の約束に拘束されることのない自由な集まりを求めていると思う。
安心できる人たちがいるところで、その日の気分や体調によって出入りや行動や発言の自由が許される。
特定の人達と特定の深いコミュニケーションにまで突入することなく、「それなりの深さ」を感じることができる、これは貴重なサードプレイスだと思う。

■あなたがそこにいてほしい

このようにいろいろメリットのあるネット・サードプレイスなのだが、我々はなぜか、リアル・サードプレイスを求める傾向がある。

それはなぜなんだろう。
ヒントとして、この前「シェアコロ」石井さんがツィートした内容が何かを示唆したと思ったので引用しておこう。

SNSはサードプレイスになり得るのか?といえばなり得ると思う。しかしSNS上の沈黙はスルーだけど、リアルなサードプレイス、或いは成熟した居場所は沈黙を共有することができる。僕が図書館を気に入っているのは沈黙を共有するのに最適な場だからだ。この話題は柏通り魔事件にも行き着くと思う。https://twitter.com/masahiroishii


確かに、SNSの沈黙はコミュニケーションをスルーする(返信するのをためらう・めんどくさい等々)だが、現実の沈黙は何かを「共有している」意味合いももつ。
そこに実際のヒトがおり、急いで返事を言うことなくともに座り続ける、このことだけで何かを共有しているという実感をもつことがある。

つまり、あなたがそこにいてよかった、あるいはあなたがそこにいてほしいということを、沈黙するということだけでパフォーマティブに示すことができる。★