ひきこもり・ニート/スモールステップスケール3.1


■3.1へのバージョンアップ

「一般社団法人officeドーナツトーク」設立を兼ね、「ひきこもり・ニート/スモールステップスケール」を少しバージョンアップしてみたので、以下に簡単に解説してみよう。

ひきこもり・ニート/スモールステップスケールver.3.1©2013田中俊英)
支援のステップ
本人のステップ
スモールステップの指標
状態
スモールステップのタイプ
家族
外出
支援施設・者  ★ポイント
就労  
A.アウトリーチ支援
ひきこもり
①親子間断絶
★「地雷」を踏まないこと
②外出不可
③外出可
− 
★「親の付き添い」として施設へ
B.日常生活支援
ニート
④面談と居場所
     ◯面談:心理カウンセリング/ショートミーティング
     ◯居場所:短時間利用


④⑤……面談で、利用前確認・利用後振り返りが必須
⑤居場所と面談
     ◯居場所:生活訓練(調理・清掃等)
     面談:心理/ショート
⑥居場所と居場所外
     居場所:レクリェーション(買物・カラオケ・旅行等)
      面談:心理/ショート



★④〜⑥→規範・規律からの一時的解放
C.就労支援
⑦就労面談・就労コンサルティング
◯ ★本格的ニート支援に移行
⑧短期就労実習
⑨長期就労実習
⑩短期アルバイト
◯ ★ニート⇔バイトの往復
⑪長期アルバイト
◯ ★非正規雇用へ
◎−
契約社員/正社員













■より見やすく

細かな修正点を以下に並べよう。
◯ステップは11段階に
これまではBの「日常生活支援」は④として一括りにしていたのだが、④〜⑥の各段階に分けてみた。その結果11段階になった(最終の正社員は「ひきこもり・ニート」の支援の枠を超えるため番号外とした)。

◯B.日常生活支援を丁寧に
④の面談を「心理カウンセリング」と明確化し、⑦の「就労コンサルティング」と区別した。
また、短い面談をショートミーティングとし(従来はプチミーティング)、「利用前確認・利用後振り返り」として内容にも触れた。

◯「規範・規律からの一時的解放」に
3.0では「変な大人との出会い」としていたが、この意味をさらに明確化し、居場所の意味として「規範や規律からの一時的解放」と噛み砕いて表現した。これはあくまで「一時的」であり、子ども・若者は徐々に⑦の段階へと移動していく。

◯「地雷」「親の付き添い」も表中に
これまでは講演会のなかで口頭で説明していた、「若者へのタブートーク(いわゆる「地雷」)を表中に入れた(①)。
また、支援のなかでは最も困難な段階③→④について、「親の付き添い」として何とかまとめてみたが、まだこれは改善が必要だろう。

以上、細かな修正で目立たないかもしれないが、これからもB段階(日常生活支援)は、もっともっと言語化が迫られだろう。★







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