「高校生居場所カフェプロジェクト」を整理する〜2つの高校内カフェ、3つの市民向けカフェ


■高校生居場所ブロジェクトとは

最近忙しくなってしまって、当ブログやYahoo!ブログも更新が滞りがちだが、今回はYahoo!はおいといて、このドーナツトークブログで、当法人がすすめている「高校生居場所カフェプロジェクト」について整理整頓しておこう。

「居場所」やサードプレイスの意味については、このYahoo!ブログスターバックスととなりカフェを参照いただきたいが、今回は理念ではなく、現実に進行中のプロジェクトについて報告する。

■となりカフェ〜高校内「カフェ」

この居場所は、府立西成高校で昨年から続いてる試みで、僕としては、20代の編集者時代から夢見ていた「現実の学校内に『居場所』をつくる」という構想がついに現実化した、画期的な試みだ。

今日も僕はこのとなりカフェに顔を出したが、常時生徒さんが20名は訪れる理想的な「サードプレイス」となっている。
Facebookを利用されている方は、この高校生居場所カフェプロジェクトを参照願いたい。

利用されていない方のために、最近の記事・写真をコピーしてみよう。



10月8日

本日、となりカフェOpenです。

テスト前ということで、部活動がなくていつもより人の数が多め!
にぎやかです。

というか、人熱ですんごくあついです!

こりゃ、冬も暖房いらずかなー。
写真: 本日、となりカフェOpenです。

テスト前ということで、部活動がなくていつもより人の数が多め!
にぎやかです。

というか、人熱ですんごくあついです!

こりゃ、冬も暖房いらずかなー。 





















■かめカフェ(府立桃谷高校)

こちらは大阪府の不登校・フォローアップ事業の中で今年から始まった試みだ(となりカフェとともに、NPO法人みらいずとの協働事業)。
通信制高校の老舗である桃谷高校で「居場所」(サードプレイス)を現実展開できることは、僕としてはまさに「ありえないこと」を始めることがてきた思いがあり、感無量だ。

これは、25年前、日本の教育問題をなんとかしたいと思っていた方々ならば、共感していただけることだろう。
それだけ時代が変わったというか、「居場所」を取り入れなければ仕方がないほど、日本の現実問題が差し迫っているということだろう。

■aima カフェ

つまりは「合間カフェ」。西成と桃谷の合間、社会と「自由」の合間、自立とハイティーンの合間等、解釈はいくらでもできるおもしろいネーミングだと僕は思う。
ドーナツトークのスタッフが、ああでもないこうでもないと議論してつけられた名前で、ネーミングには僕はほとんど関与していない。こうした流れも、喜ばしいことだ。

これもFacebookからコピーしてみる。



今日はaimaカフェOpenです。

生徒がスイートポテトを作ってきてくれました!
おーいーしー(*・ω・)

こういうまったりしてるの良いですなー。


















高校生の「居場所」活動のほかに、市民対象の面談なども行なっている。僕も面談を担当しており、これまでの経験をフル活用している。
場所は、大阪市営地下鉄「大国町」(難波のとなり)下車徒歩3分。非常に便利なところにある。

■tamaruカフェ

たまるカフェ。大阪市住吉区の補助金事業でゆっくりと始まった活動で、月2回、住吉区内の公的会館でこれから展開していく予定。

これもスタッフのネーミングであり、例の湯浅さんの「溜め」とは全然関係ない。そういうのも痛快です。

■まのまカフェ

十三のドーナツトーク事務所にて、土曜日に開設している居場所。ここは20代以上にも開放されており、これまで僕が提供してきた若者向け居場所活動を展開している。

保護者対象の面談も活発に行なっている。

以上、2つの高校内カフェと、3つの市民向けカフェを紹介した。
これらは福祉施設というよりは、少子高齢社会に突入した我が国ににおいて、必須の「居場所」(サードプレイス)という理念に基づいて展開している。★