エヴァ新幹線は、エヴァのエントリープラグ内そのもの


■こだまエヴァ

この前、仕事で山陽新幹線に乗った際、それがたまたま例の「エヴァンゲリオン新幹線」で、なんとなくミョーな気分というか、1号機のエントリープラグ内に乗ったまま新大阪に向かって走ったような気分になったので、ここで報告しておく。

エヴァ新幹線がデビューしたのはだいぶ前のことだと思うが、実際に僕が乗ったのは初めてだった。
午前中の、岡山から新大阪を目指す「こだま」というマニアックな車両ということもあり乗客はそれほど多くなかったのだが、それでも混んでいた。

実は最初はその新幹線がエヴァ新幹線だとは僕はわからず、「青くてビミョーな新幹線だなあ」と思いながら、いつもの自由席1号車目指してホームを歩いていた。

僕は仕事で新幹線を利用することが多く、経費節減というよりは新幹線内で静かにパソコン仕事をしたいため、混んでいる指定席は避け、時に混むグリーン車も避け、試行錯誤した挙句、「ひかり」か「こだま」の自由席1号車の先頭席に座ることが、最も静かで仕事が捗ることに気づいた。

だからこの頃は自宅や仕事場を早く出てもっぱら「ひかり」か「こだま」に乗る。
そのエヴァ新幹線に乗った日は、実家のある香川から仕事場の大阪に向けて移動するため、岡山から新幹線に乗った。
これまでのポリシーから、当然僕は「こだま」を選んだ。

■「チャンス〜」とアスカ風

そのエヴァ新幹線の「顔」はこんなかたちだった。
メディアで見たとおり


最初の「ビミョーだなあ」はすぐに消え去り、「チャンス〜」とアスカ風のセリフがついつい漏れたあとは、撮影おじさんに僕は変身した。
だが、エヴァ新幹線は所詮「顔」だけだろうと思っていた僕が甘かった。

「顔」を撮影したとき、エヴァ新幹線のドアやホームや窓等、岡山駅ホームで走りながらあらゆる角度からスマホを構える謎の中年おしゃれ女性の姿が気になっていたのだが、その方は僕が新大阪までエヴァ新幹線に乗っている間、30回は目撃した。

要するにその方は「おたエヴァ女子」で、僕も「おたエヴァおじさん」なので、同類だ。その方意外にも、エヴァ新幹線内のあちこちで仲間たちとすれ違った。

圧巻は、いつも僕が乗る「こだま」1号車は展示専用となっており、こんなふうだった。


エントリープラグと僕

エントリープラグを正面から

乗務員さんもノリノリで記念撮影に応じてくれる。ちなみに、この1号車の入り口は数人の行列となっている。
この人が僕の写真を撮ってくれた
いつも仕事で座る席はどこにもなし。1号車全体がエントリープラグになっている。

また、BGMもいくつかのエヴァ曲が使われており、キーステーションでの車内放送はたぶん「カヲルくん」だ。

■あらゆるところにネルフ

上の写真は1号車で、2号車への通路はこんなふうになっている。
マークは当然ネルフ。というか「当然」か?

各席はこんな感じ。細かく撮影はしなかったが、あらゆるところにネルフマークがある。
座席の頭部分にも実はネルフマークがある


■庵野らしくない

500type eva projectという、フォントや文字づかいがファンにはうれしく、先程書いたおた女性が車内を行ったり来たりした衝動は僕もよくわかる。

そこはエヴァの体内そのものであり、1号車はエントリープラグそのものののように感じた。ゴォーっと轟音をたてて中国地方を走る「こだま」と、エヴァ初号機や2号機が富士山山麓を疾走するシーンが重なったのは、僕だけではないだろう。

もはやエヴァは「オワコン」ではあろうが、ここまでタイアップが完成させられると、それは中高年の郷愁と消費欲求を使徒的に吸い込み、何か買ってやろうあという気になっていたのだが、エヴァ新幹線は下のパンフレットとポストカードまでも無料で豪快に配っていたのだった。★

ポストカード

映画っぽいパンフ。どちらも無料。庵野らしくない。












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